
ちょっと待って!冬しかできないこともあるよ!

でも子どもたち寒いと家から出たがらないでしょ。

冬用の準備と対策をしっかりすれば大丈夫!
冬のキャンピングカーは、いろいろなイベントに活用でき、まるで自宅のようにあったかぬくぬくできるので非常に重宝します。
夏場とは違い、外に出ること自体が億劫になるため、冬場のキャンピングカーこそキャンピングカーの本領発揮と考えているオーナーさんも多いかと思います。
しかし、そんな便利で快適な冬場のキャンピングカーでも、準備や対策を疎かにしてしまうと、快適に過ごせないばかりか命の危険を招く恐れもあります。
そこで、快適で安心できる冬場のキャンピングカーライフを楽しむために、今回は冬場のキャンピングカーの準備や対策についてご紹介していきたいと思います!
・冬もキャンピングカーライフを満喫したい。
・キャンピングカーの冬支度は何をすればいいのか知りたい。
まずは結論です。
キャンピングカーに必要な冬支度&対策はこの3つ!
①防寒対策
②換気対策
③大容量バッテリー
それでは順番にご紹介していきましょう!
冬のキャンピングカーライフ対策①:防寒対策

冬場のキャンピングカーにおいて、最も重要視しなければいけないのが「防寒」です。
特に車中泊をする場合には、寒さから身を守る対策を施さなければ、快適なキャンピングカーライフなど夢のまた夢です。
それでは防寒対策のチェックを行っていきましょう!
防寒対策①:キャンピングカーの断熱性能
まずはキャンピングカーそのものに対する断熱性能から見ていきましょう。
キャンピングカーには、種類やタイプによって、外板と内壁の間の断熱材や断熱塗料の有無に大きな違いがあります。
特に断熱対策に弱いとされているのが「軽キャン」です。
造作のために断熱材が入っているのが一般的な「キャブコン」。
ハイエースなどベースにする大きな車に断熱対策を施されているのは当たり前と言われている「バンコン」。
それに比べ、車体自体が小さく車体費用を抑えないといけない軽キャンは断熱対策が疎かにされがちです。
断熱対策はなかなか有り無しに対する検証もしにくいため、わかりにくいのは確かです。
しかし、断熱対策をされていないと冬場のキャンピングカーはとても厳しいので、もし断熱に不安がある場合は、車体の内側から塗るタイプの断熱塗料がおススメです。
YouTube「タビワライフTV」さんも車体の内側から断熱塗料を塗る作業をされていました。

断熱材には防寒はもちろんですが、防音や結露防止の効果もあり、特に防音については年中恩恵を授かることができるポイントなので、一度検討してみても良いかなと思います!
防寒対策②:フルフラット型のベッド
フルフラット型のベッドとは、足までしっかりと伸ばして横になることができる快適なベッドです。
快適な上に、ベッドが床面よりも上にあるため、床冷えを防ぐことができます!
ただし、ベッドに寝ながらのキャンピングカーの移動は禁止されています。
ベッドの設備があるキャンピングカーでさえ交通ルール違反となってしまいますのでご注意ください。

走行中は、チャイルドシート・シートベルトの装着をお願いします!
防寒対策③:FFヒーター

冬場のキャンピングカーの必需品とも言われる「FFヒーター」。
エンジン停止中でも関係なく車内を短時間で暖めてくれるスグレモノです。
今では標準装備とも言われるようになったFFヒーターですが、予算を重視したFFヒーター非搭載のキャンピングカーもまだまだ現役です。
もし冬場のキャンピングカーで車中泊をするのであれば、絶対につけておきたい設備です!
防寒対策④:断熱シートなどの断熱グッズ

断熱シートや銀マットなど、機械に頼らない断熱グッズは安価ですが非常に重宝します。
特に軽キャンのような、断熱材や断熱塗装に期待できないキャンピングカーであれば、冷気から身を守るアイテムがあるのとないのとでは全然違います。
床面で寝る場合は、床面からの冷気が思った以上にキツいので、是非とも銀マットを活用して頂きたいですね。
エアコンを搭載している場合は、マルチシェードを使うとエアコンの効率が上がり、バッテリーの無駄遣いを防ぐことができますのでおススメです!
防寒対策⑤:非常時用のあったかグッズ
車中泊をするのであれば、エアコンやFFヒーターなどといった暖房機器は必須でしょう。
そして、断熱材や断熱塗料といった断熱対策、断熱シートやマルチシェードなどといった断熱グッズなどなど、とにかく寒さに負けない準備は必要不可欠です。
ただ、状況によってはエアコンやFFヒーターを駆使しても暖かくならなかったり、断熱ができなかったりする場合があります。
その場合は、非常時としてあったかグッズを準備しているかどうかが明暗をわけます。
少しかさばってしまいますが羽毛布団を準備したり、外に出る時にも役立つ使い捨てカイロをバッグに忍ばせておくと、いざという時に役に立ちますよ!
冬のキャンピングカーライフ対策②:換気対策

冬の換気は非常に重要と言われていますが、そう言われる主な理由としては「一酸化炭素中毒」があります。
冬は夏と比べ、窓を開けて換気することがほとんどないわけですが、大抵は排気口から室内の空気が外に逃げていきます。
しかし排気口が雪などで埋もれてしまうと室内で空気の循環ができず、調理機器やFFヒーターを使うことで車内の一酸化炭素濃度が上昇してしまう恐れがあります。
一酸化炭素が忍び寄る悪魔と言われている所以は、一酸化炭素は「無色・無味・無臭」であり、もし一酸化炭素が発生したとしても人は気付けないからです。
そこで、キャンピングカーで必需品となるのが「一酸化炭素警報器」です。
一酸化炭素警報器があれば、一酸化炭素中毒の事故を未然に防ぎ、安心してキャンピングカーの中で調理したり暖房器具を使うことができるのです。
一酸化炭素警報器が搭載されているキャンピングカーを選ぶのがベストですが、もし搭載されていない場合は家電量販店で購入しましょう!
メーカーにもよりますが、だいたい2000円前後で購入できますので、必ず搭載するようにしてください。
一酸化炭素は空気よりも軽いので、車内の天井を目安に設置することをおススメめします!
なかなか寒くて自ら換気を行う勇気は出ませんが、換気をしっかりしないと一酸化炭素が発生しなくても空気が悪くなり、気分が悪くなってしまいますので注意が必要です。
換気対策は冬のキャンピングカーライフを快適にするために必要なので、是非とも換気には気を付けて頂きたいと思います!

寒くても換気は欠かさずですね!
冬のキャンピングカーライフ対策③:大容量バッテリー

冬の電化製品と言われると暖房器具を連想しますが、便利であれば便利であるほど、電力の消費量は比例します。
冬のキャンピングカーライフでは車中泊が続くことが多く、あまり暖房器具を使ってばかりいるとサブバッテリーを思った以上に消費してしまいます。
サブバッテリーをソーラーの力で充電する方法もありますが、冬はソーラーの効率が低いため、夏と同じ感覚でいるとガッカリすることになってしまいます。
そのため、サブバッテリーが使えなくなっても焦ることがない様、大容量のモバイルバッテリーやポータブルバッテリーを積んでおくことをおススメします。
もしできるなら、家庭用コンセントが使えるポータブルバッテリーの方が便利ですね。
今やどんな暖房器具も消費電力が大きいので、容量のことを考えると、ポータブルバッテリー一択になるのではないかと思います。
冬のキャンピングカーライフを快適に過ごすなら「備えあれば憂いなし」!
今回は、冬場のキャンピングカーライフを快適に安心して過ごすための準備や対策についてご紹介しました。
キャンピングカーに必要な冬支度&対策はこの3つ!
①防寒対策
②換気対策
③大容量バッテリー
冬のキャンピングカーライフはとにかく防寒が重要なので、防寒対策が中心になったものの、今回挙げた3つの対策はどれも大切です。
夏場に比べると荷物が多くなりがちな冬場のキャンピングカーライフ。
その理由は「備えあれば憂いなし」の一言に尽きます。
移動が自由な夏とは対照的に、冬は移動が制限されがちなので、車中が快適に過ごせる環境を作ることが重要となるのです。
準備し過ぎることはありません。
冬のキャンピングカーライフを満喫するためにしっかりと対策を施しましょう!
【筆者紹介】
この記事を書いている私は、30代子育て世代(30年住宅ローンあり)です。
中古キャンピングカー(ライトキャブコン:AtoZアミティ)を購入しました。
冬のキャンピングカーライフを満喫するための方法について紹介しました。

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