
そう思う方は「バンコン」がいいんじゃないですか?

「バンコン」って、カッコよくて乗ってて楽しそうですよね!
セカンドカーは無理…普段使いを想定したキャンピングカーが欲しい!

愛する家族のため、家族との時間を大事にしたいと考えているパパにとって、キャンピングカーはまさに夢のアイテムと言えます。
しかしキャンピングカーは普通車よりも高額になりますし、値段が高いために奥さんから反対されているケースも少なくないでしょう。
今のご時世、経済的に余裕がある方が少数派でしょうから、もしセカンドカーとしてキャンピングカーをお迎えすることはなかなか難しいかと思います。
実は、セカンドカーではなく、普段使いを想定したキャンピングカーとして「バンコン」が人気を集めていることをご存じでしょうか?
・普段使いもできるキャンピングカーが欲しい。
・「バンコン」って、どんなキャンピングカーか知りたい。

今回は、普段使いを想定した「バンコン」について語っていきたいと思います!
「バンコン」ってどんなキャンピングカーなのか?

キャンピングカーにはいろいろな種類がありますが、家族でキャンピングカーライフを楽しむとなると、だいたい「バンコン」か「キャブコン」の二択になることが多いです。
どちらも居住性が高く、快適に過ごせるキャンピングカーなのですが、トラックなどをベースとした「ザ・キャンピングカー」の異名を持つキャブコンよりも、ハイエースやキャラバンなどを改造したバンコンの方が日本においては最も人気の高いモデルとなっています。
その主な理由は、やはり普段使いができることにあるのですが、人気の要素となっているのが普段使いのために施されている工夫の数々です。
バンコンに施された工夫としては、以下が挙げられます。
①運転のしやすさ
②比較的高い安全性
③オプションで追加可能となる装備

それでは、順番にチェックしていきましょう!
工夫①:運転のしやすさ
バンコンはハイエースやキャラバンをベースにしているため、車幅はハイエースやキャラバンと同じになります。
そのため、街乗りであっても快適に乗りこなすことができます。
また、スーパーやコンビニの駐車場においても、普通車と同じ感覚で停められますので、普段使いと兼用できるわけですね。
これがもしキャブコンであった場合、トラックをベースにしているため、トラックが停められるスペースを探すか、駐車場の隅に停めるしかありません。
また、日本の道は狭いことが多く、トラックの運転に慣れていないと厳しいため普段使いするには制約が多くなってしまいます。
自分だけでなく、奥さんも運転することを考えると、バンコンの方が適していると言えますね。
工夫②:比較的高い安全性
バンコンの場合、車体の強度やメンテナンスのしやすさは、メーカーが設計した通りに維持されていますので、安全性に優れています。
基本はハイエースやキャブコンであるため、車両の重心も低くなり、高速道路などで受ける強風にも負けないようになります。
工夫③:オプションで追加可能となる装備
キャブコンと比べると居住空間が狭くなるバンコンですが、ベッドやエアコン、テレビなどといった家具を載せることができます。
最近はエアコンの搭載は標準となりつつあるので、あらかじめエアコンの搭載を考えて購入を検討しておくと良いかなと思います。
ハイエースやキャブコンなどが代表車となっていますが・・
- 1トン積み商用バン
- 750キログラム積み商用バン
- 欧米車
- 国産ワゴン車
などバンコンにはいろいろと種類があります。
どの車をベースにするかによって搭載できる家具の種類や大きさが変わってきますが、費用にも影響が出てきますのでしっかりと選びたいところです。
また、内装だけでなく外装にもオプションを付けることができ、自分だけのオリジナル性を追求することもできます。
代表的な例ですと・・
- エアロパーツ
- アルミホイール
- サブバッテリー
- FFヒーター
などが挙げられますが、他の記事でもお伝えしている通り、サブバッテリーやFFヒーターは車中泊を想定しているのであれば必須と言えます。
サブバッテリーについてまとめた記事はこちら!
FFヒーターについてまとめた記事はこちら!
バンコンを選ぶ時の注意点は?

普段使いをするキャンピングカーとして、バンコンが優秀であることはここまでのお話でご理解頂けたかなと思います。
それでは、具体的にバンコンを選ぶ際に、どのような点に注意する必要があるのかをご紹介していきましょう!
注意①:スペースが狭くなることがある
キャブコンであれば居住スペースはしっかりと確保できますが、バンコンの場合は広々としたスペースを確保することは難しいです。
収納スペースについても同様で、どうしても狭くなってしまいますので注意が必要です。
そのため、1週間程度であればキャンピングカーライフを楽しめますが、それ以上となる旅には適していないと言えます。
家族で旅行する場合は子どもと一緒の旅になるのがほとんどであるため、あまり心配する必要はありませんが、留意しておく必要がありますね。
また、スペースが狭いというのは幅だけではなく、高さにも及ぶことになります。
天井が比較的低いため、中腰になりながら過ごすことになりますので、腰に負荷をかけないようにしましょう。
注意②:外気によって車内の温度が変わりやすい
バンコンは、外気によって車内の温度が変わりやすいという特徴があります。
というのも、バンコンには熱伝導率の高い素材が使用されているために、外気の温度の影響を受けやすいのです。
夏は車内も熱くなり、冬は車内も寒くなってしまいますので、エアコンの装備は必須とも言えます。
但し、スライドドアでの開閉により外気に触れる面積が大きくなりますので、せっかく車内を適温にしたとしても、あっという間に外気の温度に近づいてしまうリスクがあります。
車での出入りについては、できるだけ開閉面積の狭いところを選ぶことをお勧めします。
注意③:8ナンバーや3ナンバーにはご注意を
キャンピングカーを購入する際、8ナンバーにするか3ナンバーにするかを考える必要があります。
違いがよくわからないという方もいるかと思いますが、8ナンバーにすると、自動車税が安くなるメリットがあるものの、新車であっても2年で車検を受ける必要があったり、任意保険が高くなったりするなど、一長一短と言えます。
8ナンバーを取得するためには、寝台や調理設備、上下水設備があると要件を満たせるのですが、取得の手間を考えても「絶対に8ナンバーがオトク!」とはなかなか言い難いので、しっかりと吟味する必要があります。
普段使いもできるキャンピングカーは【バンコン】で決まり!

今回は、普段使いできるキャンピングカーとしてバンコンのオススメポイントをご紹介しました。
運転のしやすさや普段使いを重要視するのであれば、バンコンがオススメです。
キャブコンに比べると幅に余裕がありますし、重心が低いために安全性も高くなっています。
とは言うものの、バンコンを選ぶ際には、注意点や覚えておいて頂きたいことがありますので、是非検討される際には参考にして頂ければと思います!
キャンピングカーは決して安い買い物ではありませんので、後から悔やむことがないように、家族でしっかりと相談してみてくださいね!
【筆者紹介】
この記事を書いている私は、30代子育て世代(30年住宅ローンあり)です。
中古キャンピングカー(ライトキャブコン:AtoZアミティ)を購入しました。

実際にオーナーとして、購入を検討した「バンコン」について紹介しました。
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キャンピングカーって、普段は使いにくそうですよね・・