ベット・トイレ・キッチンなどの設備を備えたクルマ・キャンピングカー。
何だか本格的なキャンパー向けのクルマのように思えますが、実は子育て中の家族にこそ、オススメのクルマだというのを知っていますか?
一方で・・・

ごめん。次は気をつけるよ・・・
最近あった我が家のやりとりです。
近年、その便利さや快適さから人気が増してきているキャンピングカーですが、そんなキャンピングカーにもやはりデメリットは存在します。
特に、子育て中の家族にとっては見過ごせないデメリットもあるので、メリットだけでなくデメリットもしっかり把握してキャンピングカーを購入を検討してください。
・実際のオーナーが感じているメリットとデメリットを知った上で、購入を検討したい。
・自分たち家族が、最適なキャンピングカーを選ぶためのポイントを知りたい。
まずは結論、ポイントは3つです。
①いくら(価格)まで子育てしながら無理せず支払いができるか?
②どこまで普段からメンテナンスできるか?
③家族に必要な設備・オプションはなにか?
以上3つのポイントをもとに、キャンピングカーのメリット・デメリットを説明していきます。
キャンピングカーのメリット
子どもを連れての旅行に大活躍!
ホテルなどの宿泊費用が掛からない!
キャンピングカーは子育て世代にこそオススメ!
キャンピングカーのデメリット
一般車に比べて購入価格が高額になる・・
大きさによっては普段使いに向かない・・
設備のメンテナンスや点検が大変・・
まとめ
家族にとって最適なキャンピングカーを選ぼう!
【筆者紹介】
この記事を書いている私は、30代子育て世代(30年住宅ローンあり)です。
中古キャンピングカー(ライトキャブコン:AtoZアミティ)を購入しました。
実際にキャンピングカーを購入した今、使っていて感じているメリット・デメリットを説明します。

最後まで、お付き合いよろしくお願いします!
キャンピングカーのメリット

なぜ、キャンピングカーが子育て中の家族にオススメなのか…。
それは「キャンピングカーがあれば、子どもを連れて遠出をする、まずらわしい困りごとをすっかり解消することができるから」です。
私が思う1番のメリットは「室内で立てる」ということです。小さい子どもの世話をする際、中腰では正直キツイです。「室内で立てる」ことでその他にもメリットが生まれるとさえ思っています。
子どもを連れての旅行に大活躍!
トイレや休憩スペースを探さずに済む
子どもを連れての外出でまず困ってくるのが、トイレや休憩スペースを探さなければいけないということです。
特に、複数の子どもを連れていたり車に乗って渋滞に巻き込まれたりという場合はとにかく早くトイレを確保しなければいけません。
そんな時に、キャンピングカーがあるととても便利です。
トイレを装備している車体であれば、子どもが急にトイレに行きたがってもすぐに行かせることができます。
渋滞中は特に、キャンピングカーかどうかでトイレの行きやすさが変わってきます。また、同様に休憩スペースについてもいちいち探す必要がなくなります。
キャンピングカーには居室部分もついていますから、家でくつろぐのと同じようにリラックスした感じで移動することが可能です。
完全なプライベート空間
クルマといえど、キャンピングカーの設備はちょっとした家と同じです。
完全なプライベート空間が確立されているので、子どもがいくら騒いだり泣いたりしてもキャンピングカーの中であれば周りに迷惑をかけることはありません。
子どもにとっては退屈に思いがちな移動中の時間も、安全な場所に停車してプライベート空間の中で安心して遊ばせたり、時には寝転んだりさせることもできます。
ホテルなどの宿泊費用がかからない!
キャンピングカーを持っていることは、金銭的なメリットも生み出します。
子ども料金などがあるとはいえ、ホテルに泊まった場合の人数分の宿泊費用って意外とかかります。
そこでキャンピングカーの登場です。
キャンピングカーにはベッドも備えつけられていますから、泊りでの旅行の際の宿泊費用はかかりません。
もちろん、キャンピングカーのベッドの寝心地は普通車での車中泊とは段違いです。
むしろ、装備的には一般的なベッドと変わらない上、自宅の寝室と同じ落ち着いた雰囲気の中で寝ることができます。
環境が変わると寝られない……という方も、自己所有のキャンピングカーの中であればぐっすりと眠られるはずです。
ペットを連れての旅行も簡単
ペットを飼っている場合、子どもに加えてさらにペットを連れて旅行をしたり遠出をしたりというのはあまり考えられないかもしれません。
そんな時も、キャンピングカーがあればペットを含めた家族全員で旅行を楽しむことができます。
ペットが犬であれば旅行先のドッグランに行ってみるなど、一味違った思い出を作れます。
キャンピングカーは子育て世代にこそオススメ!
キャンピングカーが子育て世代にこそオススメな理由がおわかりいただけたでしょうか?
- トイレや休憩スペースを完備しており、出先で探し回らなくていい
- 多少うるさくなっても周りへの影響は少ない
- ホテルなどの宿泊費用を節約
- 子どもが多くてもペットがいても、みんなで旅行ができる
こんな感じで、キャンピングカーは子育て中の方にとってたくさんのメリットがあるのです。
旅行やちょっとした遠出が気軽にできるようになりますよ!
キャンピングカーのデメリット

一般車両に比べて購入価格が高額になる・・
キャンピングカーの所有の1番のデメリットは、その価格の高さでしょう。
ベットやトイレ・キッチンなど装備が充実すればするほど、価格は大きくなります。
特に、トラックの荷台に居室設備を設置した「キャブコン」と呼ばれる種類のキャンピングカーは、価格帯が400万円~1000万円とかなり高額です。
これから出費が多くなっていく子育て世代としては、もう一つ小さな家を買うつもりで余裕を持っていないと少し負担が大きく感じられるかもしれません。
キャブコンの他には、バンをキャンピングカーに改装した「バンコン」は約400万円から約800万円、軽自動車をキャンピングカーに改装した「軽キャンピングカー」は約200万円から約400万円と、価格は少し下がります。
それでも、普通車に比べるとかなり大きな買い物です。
子育て世代のご家庭は、ローンを組んだり中古のキャンピングカーを視野に入れたりして、一気に手元の現金がなくなるという事態は避けた方がいいかもしれません。
大きさによっては普段使いに向かない・・
キャンピングカーは、その充実した設備の分、全体的に大きくなるため、普段使いできない・向かない場合があります。
フル装備のキャブコンは車体もかなり大きく、特に高さが難点で駐車場によっては停められない場合があります。
バンコンであれば近場での買い物などにも使用できますが、それでも普通車や軽自動車に比べれば普段使いにはストレスも感じます。
子育て中は、普段の買い出しや近場への外出でもクルマを使う機会はあると思うので、その場合はバンや軽自動車といった普通車を改装したキャンピングカーを選ぶと、設備等はほんの少しキャブコンよりは劣るものの、普段使い・キャンプ両方に使用できます。
本格的なキャンピングカーを購入したい場合は、キャンピングカーと軽自動車の2台持ちをすることも検討する必要もあるかもしれません。
メンテナンスや設備の点検が大変・・
トイレやシャワー・キッチンを装備している場合は、その設備のメンテナンスや点検も負担となってきます。
キャンピングカーで使用する水や電気は自分で用意しなければならなく、特に水回りは大変です。トイレやシャワーから出た排水・排泄物も自分で処理する必要があるのでかなり手間がかかり、油断するとすぐカビが生えます。
そして、一旦故障個所が見つかると、ここでも普通車より高額な修理代がかかってきます。
このように、キャンピングカーは購入時よりも購入後の方がメンテナンスや修理等で手間がかかるので、アフターケアがしっかりしていて購入後もサポートしてくれるメーカー・会社を選ぶようにしたい所です。
まとめ
家族にとって最適なキャンピングカーを選ぼう!
ここまで、子育て世代がキャンピングカーを購入するメリットとデメリットについてご紹介してきました。
高額な購入費用、普段使いに向かない車体、設備の点検やメンテナンス等、キャンピングカー特有のデメリットがあります。
デメリットも存在するキャンピングカーですが、デメリットだけを見て諦めるのはもちろんもったいないです。
①いくら(価格)まで子育てしながら無理せず支払いができるか?
②どこまで普段からメンテナンス可能か?
③家族に必要な設備・オプションはなにか?
以上のポイントから、あなたに最適なキャンピングカーを選ぶようにしてください。
キャンピングカーは、快適な旅行環境・唯一無二の思い出を提供してくれる夢のようなクルマです。
ぜひメリットとデメリットを把握した上で購入を検討してみてください。
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