
ごめん。また掃除するの忘れちゃった・・

クサいからキャンピングカー嫌い!

・・・
せっかく家族のために購入したキャンピングカー。
トラブルが原因で、お出かけできなくなってしまったら大変ですよね。
家族や大人数での旅行・キャンプにとっても便利なキャンピングカー。
一方「トラブルが多いのでは?」という印象もあります。
・家族と安全にキャンピングカーライフを楽しみたい。
・トラブルの内容と防止法、対処法を知りたい。
まずは結論です。
初心者がハマる恐怖のキャンピングカー『3大トラブル』とは・・・
①バッテリー上がり(メインバッテリー・サブバッテリー)
②タイヤバースト(タイヤ破裂)
③水回りのカビ(キッチン・トイレ)
『3大トラブル』の防止法・対処法とは・・
①バッテリー上がりは・・
メインバッテリー+サブバッテリー+ポータルバッテリーで『電力分散化』
②タイヤバーストは・・
「エアモニター」と「行きつけのスタンド」で『常時チェック化』
③水回りのカビは・・
お出かけ後の「鉄のオキテ」で『ルーティーン化』
今回はキャンピングカーによくある3つのトラブルに絞って、その内容と防止法・対処法について解説します。

対策を十分に行って、快適・安全なキャンピングカーライフにしましょう!
①バッテリー上がり(メインバッテリー・サブバッテリー)
キャンピングカーを所有していると、よく聞くトラブルの1つが「バッテリー上がり」です。
キャンピングカーはエンジンを始動させるための「メインバッテリー」と電化製品を動かすための「サブバッテリー」を積んでいるケースが多いです。
メインバッテリーを上がらせないためには、普通車同様に走行時以外のライトや室内灯・カーナビの使用は極力控えることです。
サブバッテリーも蓄えておける電力の量を気にしつつ使うことが大切です。
メインバッテリーが上がってしまったら・・
できれば避けたい事態ですが、バッテリー自体の劣化などによりメインバッテリーが上がってしまう可能性もゼロではありません。
そういった場合に、自力でバッテリー上がりを直す方法としては「ブースターケーブル」を使用する方法があります。
ブースターケーブルでメインバッテリーとサブバッテリー(もしくは他車のバッテリー)を繋いでエンジンをかけ、その後30分程クルマを走らせてメインバッテリーの充電を行うというわけです。
もし、ブースターケーブルを持っていない場合はロードサービスを呼ぶことになりますが、ここで注意したいのが「JAF(日本自動車連盟)のロードサービスはキャンピングカーには対応していない場合が多い」という点です。
そのため、なるべくご自身でロードサービス付きの任意保険に入られることをオススメします。
もっとカンタンにエンジンをかける方法として「ジャンプスターター」が便利です。
まだ購入して、実際に使ったことがないのでオススメレビューはできないのですが、私の大好きなYouTuber「たつおと海子」さんの中で紹介されていました。

万が一の時のために、ゼッタイ欲しい!!
サブバッテリーが上がってしまったら・・
気を付けていても、うっかり冷暖房や冷蔵庫を付けっ放しで電化製品用のサブバッテリーが上がってしまうこともあります。

我が家はインバーターの付けっ放しでやってしまいました・・
そんな時は、キャンピングカーを走行させることによってクルマのオルタネーターで発電でき、自然とサブバッテリーの充電も進みます。
もしくは、外部電源で充電することもできます。
サブバッテリーは満充電が基本で、使用後もすぐ充電することで、劣化を遅らせることができます。
バッテリー上がりを防ぐオススメの方法は、メインバッテリー・サブバッテリー+ポータブルバッテリーです。
我が家では、冷蔵庫、室内灯、マックスファンはサブバッテリー。
その他のTV、電子レンジ、IHコンロ、充電はポータブルバッテリーを使用しています。
そうすることで、電力を分散させることができ、バッテリー上がりの可能性が低くなります。

②タイヤバースト(タイヤの破裂)
キャンピングカーは車両自体が重くタイヤへの負担は普通車よりはるかに大きいことを忘れてはいけません。
しかも、荷物をたくさん載せるため、負担はさらに増えます。
キャンピングカーでは、横転などの重大な事故に繋がりかねない「タイヤバースト」の可能性が高いと言われています。
タイヤバーストは、タイヤの空気圧が基準より下がることでタイヤが変形し、地面との摩擦熱が発生することでタイヤが破裂してしまうという現象です。
これも基本的には実際に起こらないように事前の点検が重要になります。
まずは出かける前にタイヤの状態をチェック
お出かけごとにタイヤの状態をチェックする習慣を身につけるのがオススメです。
まだ購入していないので、オススメレビューできないのですが「エアモニター」という便利グッズがあります。
私の大好きなYouTuber「親父パンダ」さんが紹介されていました。
高速道路に乗る前は少しタイヤの空気圧を高くしましょう。また、スペアタイヤも定期的に空気圧をチェックしてください。
タイヤ以外にもブレーキオイルやラジエーター水などを点検することで、故障や事故をぐっと減らすことができます。

我が家は行きつけのスタンドで、給油の際に見てもらっています!
キャンピングカーは「3年以内」でタイヤ交換を
お出かけごとの点検に加え、タイヤの交換の目安は3年以内です。
ここで重要なのが「すり減っていないように見えても3年以内で交換する」という点です。
キャンピングカーは装備が揃っていればいるほど荷物をたくさん載せている状態です。
知らず知らずのうちにタイヤに大きな負担がかかっています。
目に見えない傷やひび割れがないという保証はありません。
「3年以内の交換」というサイクルは必ず守りたいものです。

「タイヤの交換」は維持費に含み、積み立てましょう!
もしもタイヤバーストが発生してしまったら・・
万が一、タイヤバーストが起こってしまったら、まずはとにかく次の手順でキャンピングカーを路肩に停めます。
(1)ハザードを付け、アクセルから足を離す
(2)ハンドルをしっかりと持ち、なるべくまっすぐ(道からそれないように)走る
(3)ブレーキは踏まないように、徐々に減速して停まる
タイヤバーストはスピードを出している状態で起こりやすい故障で、その状態で急ブレーキを踏んでしまうと最悪横転という事態になってしまいます。
なるべくブレーキは踏まずに路肩に停まります。
すみやかに後方車に故障車の存在を知らせてから、安全な場所に避難し、ロードサービスに連絡しましょう。

③水回りのカビ(キッチン・トイレ)
水回りのカビも、キャンピングカーを所有していると付いてまわる大問題です。
普通の家よりもカビが発生しやすい条件が揃っているので、まずはカビを発生させないことがとても重要です。
特に、キッチンの汚水タンクが要注意です。1週間放置すると確実にカビます!

我が家は給水・排水ホースにもカビが発生しました・・
予防に最適な便利グッズは「ピューラックス」です!

シンクに垂らしておくと、シンク、ホース内の匂い予防にもなりますよ!
水気・ごみを取り除き、換気を徹底
基本的には通常のカビ予防と同じく、カビの繁殖する条件である水気・アカ・ごみの除去を徹底します。
お出かけ後、駐車場に戻ったら・・
①キッチンシンクの拭き上げ
②清水・汚水タンクを空にして乾燥
③冷蔵庫の電源を切り、空にして拭き上げ
④冷蔵庫のドアを開けて乾燥
までを最低限するようにしています。

さとぱぱ
帰宅後で疲れていると思いますが、もうひと頑張りです!
トイレのタンクも見落としがちなポイントなので、トイレタンク専用の洗剤を使い汚れの沈着を防ぎましょう。
その手間がめんどくさく感じる方は、私の大好きなYouTuber「ヨシタカのキャンピングカースタイル」さんが、水を使わないトイレのお手軽セッティングについて紹介されています。
カビが発生してしまったら・・
どんなに気を付けていてもカビの発生をゼロにするのは難しいものです。
発生してしまったカビは、消毒用のエタノールで根まで死滅させ、その上漂白力のあるカビ取り剤で色を落とします。
カビ除去後は水でしっかり汚れを落とし水気をふき取ってください。

大切なママと子どもの健康に害が出ては大変です!
事前の対策で3大トラブルを防ごう!
ここまで、キャンピングカーの3大トラブルの正体「バッテリー上がり」「タイヤバースト」「水回りのカビ」について防止方・対処法を紹介してきました。
①バッテリー上がりは・・
メインバッテリー+サブバッテリー+ポータルバッテリーで『電力分散化』
②タイヤバーストは・・
「エアモニター」と「行きつけのスタンド」で『常時チェック化』
③水回りのカビは・・
お出かけ後の「鉄のオキテ」で『ルーティーン化』
何よりも重要なのが、これらのトラブルが起こらないように事前に防止策を取っておくこと。
そして、実際に起こってしまった後も慌てないように対処法をしっかりと知っておくことです。
【筆者紹介】
この記事を書いている私は、30代子育て世代(30年住宅ローンあり)です。
中古キャンピングカー(ライトキャブコン:AtoZアミティ)を購入しました。
実際にオーナーとして起こしてしまった、キャンピングカーの『3大トラブル』について解説しました。

対策を十分に行って、快適・安全なキャンピングカーライフを送りましょう!
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またキッチン、カビ生えてるんだけど~!!